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ロコモ・サルコペニア対策ロコモ・サルコペニア対策
— ロコモ・サルコペニアとは —

人間誰しもが、加齢に伴い心身機能が低下(虚弱化)していきます。
転倒、口腔機能の低下、認知機能の低下、尿失禁、筋肉の衰弱、歩行障害や関節障害など、いずれも高齢期の生活に負の影響をもたらす症状が現れます。なかでも骨、関節、筋肉の部位になんらかの支障をきたして運動障害がひき起こされる状態をロコモティブシンドロームといい、とくに筋肉量の減少症をサルコペニアといいます。いずれも歩行障害や転倒といった要支援・要介護状態のきっかけとなるため、豊かなシニアライフをおくるためには、これらの予防対策は非常に重要です。

ロコモティブシンドロームとは

加齢にともない筋肉、骨、関節の体の3つの部位に支障をきたし、日常生活が困難になり、悪化すると、要介護・寝たきりになる現象をロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)といいます。

悪循環を生む、筋肉、骨、関節の機能低下

筋肉、骨、関節の機能低下は、各々単独ではなく、それぞれが密接に関わりあって起こっています。加齢によって筋肉の合成と分解のバランスが崩れ徐々に筋肉量が低下しますが、これは筋肉による膝関節のサポートの減少につながります。これが肥満による体重増加とあいまってさらに関節への負担が増し、結果として膝関節に炎症を起こします。こうしたことから、運動量の減少→肥満、筋肉量減少→膝への負担増という悪循環が生じます。 筋肉量が減少するとつまずきや転倒のリスクが高まり、さらに骨強度が低下していると転倒した際の骨折リスクが高まります。また、一度骨折すると治癒までの間、運動量が減少することから、これが筋肉量の低下を招き、上記の悪循環へとつながります。以上のように筋肉量の低下は、ロコモの入口となるため、筋肉量の維持・増加は、ロコモ予防にとって非常に重要です。また骨・関節・筋肉の半減期(細胞の半分が入れ替わるのに要する期間)は、骨7年、関節・軟骨117年、筋肉タンパク質48日であるため、筋肉のケアによる効果が出やすい点も注目に値します。

悪循環を生む、筋肉、骨、関節の機能低下

サルコペニアとは

個人差はありますが、40歳前後から徐々に筋肉量の減少傾向が見られ、その傾向は加齢に伴って加速化していきます。とくに高齢者においてはその速度はますます高まり、1年で5%以上の減少率となる例もあります。この現象を「サルコペニア」と呼びます。サルコペニアはギリシア語で骨格筋の減少を意味し、サルコ(筋肉)とペニア(減少)の造語です。

合成と分解のバランスが崩れて起こる筋肉の減少

年齢に伴う下肢筋肉量の変化

通常筋肉は運動による刺激やタンパク質、 アミノ酸等の摂取によって維持、増加することが知られています。人間は一日の間に筋肉の合成と分解を繰り返していますが、成長期ではこの合成と分解のバランスがプラスとなり、十分な量のタンパク質の摂取により筋肉は増加していきます。ところが高齢者においては運動や食事の摂取等の刺激に対する感度が低下することに加え、食事量、とくにタンパク質(アミノ酸)摂取量や運動量の減少により、筋肉の合成量が低下し、合成、分解のバランスが崩れることにより、筋肉が減少する傾向が現れます。
アクティブシニア「食と栄養」研究会では、加齢とともに進行する重要な生活課題である「虚弱」「ロコモ」「サルコペニア」に注目し、その対策と啓発を行っています。

老化を抑制するために

基本的には「栄養」「運動」がきわめて重要な対策の要素となってきます。骨・関節・筋肉の維持に効果的な栄養の摂取と日常の運動が健康で充実した高齢期の生活に大きく影響をもたらすと考えられます。

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